【鉄道PV】 ハイケンスのセレナーデ ~タイ国鉄 旧型客車の旅~

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  • Опубликовано: 3 окт 2024
  • 1950年代頃から活躍を続けている”タイ国鉄”の旧型客車の旅を「鉄道PV風」に紹介した動画です。
    タイ国鉄では、実に1,158km(おおよそ東京から博多までの距離に相当)を約21時間半かけて走り抜ける快速171列車が運行されています。
    タイ最長距離列車の一つである171列車は昔日本で沢山見られた普通席、グリーン席、B寝台車を連ねたような編成で懐かしき日本の長距離列車の姿を今に留めています。
    この列車にバンコクのクルンテープ・アピワット駅から南本線の終着スンガイコーロック駅まで乗車した時の動画を鉄道PV化しました。
    楽曲は旧型客車の車内チャイムでもありテーマソング?でもある「ハイケンスのセレナーデ」とし、「ハイケンスのセレナーデ」を愛でながら鉄道動画を楽しめる映像にしております。
    長い旅のお供を務めてくれたのはタイでも貴重な存在となった「2等非冷房寝台車(Fan Coach/Sleeping Coach)」B.N.S.1058号車(1975年製)です。
    日本では引退した特急形寝台電車”583系”のような車内設備はとても居心地良かったです。窓を全開にして風を感じながら夕日を眺めたことは良き思い出になりました。
    日本国鉄10系客車風寝台列車の動画と共に楽しめる映像として、バンコク・ファランポーン駅で出会えたJR北海道から遥々やって来たキハ183系、イギリスからの帰国子女?ことASR型気動車2100形・2500形、魔改造?から一変、落ち着いた感じになった元JR西日本所属の12系、14系、24系客車などを入れています。
    動画後半には南本線南端で今も現役の旧型客車を紹介しています。
    乗車したのはスンガイコーロックからパッタルンへ向かう464列車のB.T.C.239号車。
    この車両は1954年(昭和29年)「宇都宮車輌(富士重工業)」で製造され御年69歳です。座席が日本国鉄オハ61系客車と同じ板張りとなっており、何処となく懐かしい日本の旧型客車を思い起こさせてくれます。
    ずいぶん昔に日豊本線の西鹿児島と加治木の間をオハユニ61で往復した時の記憶が蘇りました。
    動画の終盤はヤラーからラチャブリーまで乗車した特急38列車に連結されていた非冷房の食堂車B.R.C.1015号車の映像とJR北海道からタイの工事会社へ移籍し奇跡の復活を果たしたDD51-1137号機をラチャブリー駅で偶然撮影することが出来た時の映像です。
    窓全開にしてタイの心地よい風を感じながら楽しめる鉄道旅。貴重な体験を動画に出来て良かったです。
    【気になったこととお礼】
    ・窓を開けて楽しめる寝台列車ですが、夜に窓を全開にしてしまうと夥しい羽根虫と枕を共にしてしまうことになります。
     ヨロイ戸とメッシュが細かい網戸が列車に備わっていますが、完全防御は難しいようです。
    ・快速171列車では次から次に車内販売があり、更に停車駅ごとに別な売り子が次々と現れ、弁当や飲み物、果物、お菓子を販売してくれます。
     比較的長く停車する「ラチャブリー駅」ではパッタイと呼ばれるタイ焼きそば(1個10バーツ)が美味しいです。1つだと少ないので2個以上購入すると良いです。(停車時間は10分、乗車した日は遅延のため2分程度しかありませんでした)
     翌朝はハジャイ駅で約30分停車します。機関車と一部客車の切り離し作業の合間に、ホームに近接しているコンビニ?やキオスク?で色々調達するも良し、タイのフライドチキンとご飯のセットを買うのも良しです。
    ・タイ深南部(ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県、ソンクラー県の一部)は外務省から渡航中止勧告(レベル3)が出されています。
     2021年と2022年に列車への破壊活動があり死者も出ています。残念ながら南本線封じ込めで1940年代製造の旧型客車はこの地域で多く運用されているようです。
    ・ハジャイ駅から南へ向かう列車には武装した警官や兵士が乗車します。ライフル銃を持った兵士が車内に突然現れてびっくりするかもしれません。
    ・一応寝台車両にはシャワー設備があることになっていますが、実際はトイレに備わる「手動ウォシュレット」を使うことになります。
    本来はおしりを洗うための器具ですが、上手く使えば?洗髪なども出来ました。でも便器に覆いかぶさってのシャワーを体験することになるとは・・・
    ・窓が開く食堂車は心地よいですが、前位に連結されている車両が「開放式」列車便所となっていることがあります。
     この列車トイレは日本でも当り前だった”垂れ流し式”と呼ばれるタイプで、大地に〇〇を豪快に落としてゆきます。
     走行中窓から飛沫を感じる時がありますが、それはもしかして・・・
    ・タイ国鉄の列車はオンライン予約サイト"D-Ticket"   dticket.railwa...
     にて座席や寝台の予約が可能です。記名式チケットの購入に際しパスポート番号も必要となります。
     タイ国鉄運営のD-Ticketと別な予約サイトを組み合わせると、同じパスポート番号で2つ目の座席(寝台)の予約をすることが出来ました。
     このおかげで2等非冷房寝台の上下段(向かい合わせの座席)を一人で確保することが出来ましたが、かなりイレギュラーな予約方法のようで検札に来た車掌がとても不思議そうに何度も見に来てしまいました。
    ・タイ国鉄のダイヤは非公式ながら充実の時刻表”たびたびアジア”様リリースのものを利用させて頂きました。thai.tabitabi-...
     また、現地での列車位置情報は ttsview.railwa... で確認できます。日本語訳でこのページを見ると大爆笑させてくれるフレーズがいっぱい出てきます。
    ・この鉄道PVの楽曲「ハイケンスのセレナーデ」は”音楽ギャラリー「田麦庵」”様からお借りしました。tamugian.jp 誠にありがとうございます。
    ・バンコク・ファランポーン駅は2013年6月に一度訪れていますが、その時はホームの端っこで12系、14系と24系が魔改造真っ最中でした。
     その時の映像は「魔改造、真っ最中!元ブルートレインの12系、14系、24系 in バンコク・ファランポーン駅」
      • 魔改造、真っ最中!元ブルートレインの12系、... にてご覧いただけます。
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Комментарии • 2

  • @崇博-w9z
    @崇博-w9z 10 месяцев назад

    なかなか味のある客車ですね〜😊
    シートが硬そうですけど。(笑)
    キハ183もいつの間にかタイに行ってたんですね。💡
    キハ183と言えば…今月はあそぼーいのパノラマシート取れたんで別府へ忘年会行ってきます。😂

    • @kirin0825
      @kirin0825  10 месяцев назад

      南本線で未だ現役の旧型客車の多くが木製座席のタイプでした。一見硬そうに見えるシートですが、個人的には長時間乗っても乗り心地悪いとは思いませんでした。当方の地元で活躍する白色の817系と呼ばれる電車の方が、板張りシートの乗り心地が良くないように感じます(笑)
      見た目が全然違うキハ183系基本番台と「あそぼーい」で遠い親戚関係のような2者ですが、JR北海道で長らく活躍した183系をまさかタイのバンコクで撮影することになるとは想像も出来なかったです(汗)